»
»
カテゴリー:木材

スタッフブログ

【#160】 節づくり

節づくりといっても、鰹節やサバ節を作るわけではなく、木の節を作ります(^^)

  


”抜け節”があると、『面白い』とか、小さい子供が指を突っ込んで遊ぶというのはごく稀ですので、
なるべく自然の節に近い形を作ります。

 

 
昔から埋め木をしたり、飾りをしたり、
最近では透明感のある樹脂を流し込んで意匠的に魅せる方法もありますので、
またいつかご紹介させて頂きます(*^_^*)

 

【#156】 クロナガスクジラ??

今日は黒柿の製材を行いました(^^)

黒柿は水墨画のような表情を現しますが、木口を見た感じではやや期待感が持てず心配でした(´・ω・)

 
 
 

しかし、製材するにつれ段々と水墨画が現れてきました\(^o^)/

 


クロナガスクジラ??



 

書道 ??流




木は自然芸術に溢れたとてもおもしろい素材です(*^_^*)

 

【#154】 安芸佐伯杉

今日は西条の工務店さんとお施主様、福山の設計士さんが当社まで足を運んでくださり、
木材検査と番付けを行いました<m(__)m>

 
  
 

節や割れはどうしても入るのですが、図面と動線を確認しながら、
2時間かけて30本近い化粧材を番付して頂きました(´▽`*)

 
        (おしい)
 

その後、プレカット工場とJR廿日市駅を見学して頂きまして、
長丁場でありましたが本当にありがとうございました<m(__)m>

 

最後、上空に虹が現れ、ホッとするのも束の間、
年末シーズンですので気持ち切り替え次々に電話しなければ(@_@)

 

【#153】 仕込み

今日、宮島を眺めていると、目の前にいつのまにかホタテの貝殻が大量にありました(@_@)!!!!!!!

  


今まさに“牡蠣”のシーズンに入りましたが、この貝殻は来年の牡蠣の養殖用です。

この貝殻を海に沈め、来年の夏前頃に牡蠣の稚貝が付着し成長していきます。

 

同じ日に5Mの丸太が入って来ました。

 
 

「5M材(4M以上~5M以下)」は6Mでまかなうことが多いですが、
中には「5M材がどうしても欲しい」、「5M材が規格品」という仕事もありますので、
早めの準備で仕込みます٩(`・ω・´)و

 

【#152】 MOTTAINAI

いよいよ12月に入り、今年のラストスパートの時期、競馬で言えばラスト直線に入り、
鞭をたたいて頑張らないといけない時期に入りましたヾ(゚ー゚ゞ)

一方で忘年会シーズンに突入し、体を壊しやすい時期でもあります+.(・∀・).+

そんな時は、“鍋”や“焼肉”でパワーアップしたいところです。

具材のお肉も魚もほとんどの部位に個性があって食べて美味しい!というのは木材も一緒です(*^_^*)

先週から今週にかけて杉の構造材・化粧材の製材・加工が集中してましたが、
それに伴い、様々な下地材も一緒に出来ました。

壁の下地材や屋根の下地材など、サイズも30mm、45mm、90mmと色々とあります。

 
  
  

メインディッシュの構造材や化粧造作材だけでなく、下地材までしっかり採りきる
使い切ることが木のためでもあると思っています(^^)

下地材でも節が少なく、フェンス材・ルーバー材や格子材にグレードアップできる材も結構ありますし、
節がある方が洋風でいい!という方もいらっしゃいますので、
色々とご検討のほどお願い致します<m(__)m>

 

【#149】 生ハムメロン

いつも、「瀬戸内海はまるでエーゲ海、
広島は日本のイタリア!」というくらい気候や食べ物も含めて良く似ているなと思ってます(@_@??)

そのイタリアにはパルマ産「生ハム」が有名で、長期乾燥、熟成させることにより、
余分な水分が抜け、芳醇な香りで風味もまろやかになります(*^_^*)

同じように、木材も自然に長期乾燥させることで、
色・艶・香りを満たした美しく粘り強い材になります(@_@)

 
 




 

 

来週には工務店さんと設計士さんが木材検査に来られますので、
なんとか合格できるよう頑張って準備したいと思います٩(`・ω・´)و

そう言えば、少し前にメロン色の「朴(ほう)」の木を製材したので、
美味いこと組み合わせできないかなとヽ(´・ェ・ヽ)

 
 
 

 

【#148】 アメリカの“バース”

アメリカの“バース”と言えば、
日本プロ野球史上最強の外国人スケット・元阪神タイガースの「ランディー・バース」さんが有名で、
2度の三冠王と日本プロ野球史上最高打率

“0.389”と凄い記録を持った人気選手でしたが、

木材業界で“アメリカのバース”と言えば、アメリカ産“シナ(バースウッド)”です(@_@??)

   

日本でも北海道などの“シナ”はシナ合板など昔からとてもよく使われ、
同じように軽くて柔らかく、
加工品や最近ではレーザー彫刻などでも良く使われる人気の木です(*^_^*)

 

【#146】 4Mの庇

建築中の “ショールーム + 室内作業所 + 非住宅木造建築モデルハウス” は、
構造が「LVL + 集成材 + 製材」のハイブリッド木造建築でした(@_@)!!!!!!!

   


LVLは規格品として作れる国内最長の12Mかつ、
国産材規格品で作れる最もヤング率が高い材(E120-F385)で、
集成材も国産材規格品で最もヤング率が高い材(E120-F330)でした。

柱のない大空間は10M×7Mの大空間で、柱のない4Mの大きなキャンチレバー(片持ち梁)の庇は、
テラスと一体に使える開放的な木造建築でした(*^_^*)

   
 
また、子育てしながら仕事ができる場所として、
木育スペースやオムツ交換室などを確保された柔軟で新しい働き方の拠点を
目指されているというところにも心をうたれました(*^^)v

 

【#139】 メロン色

私が好きなケーキは、バッケンモーツアルトの“デーメル”といってイチゴがのってますが、
製材を見に行くと、メロンの“デーメル”を発見しました!!

 
 

しかしながら、鮮やかでフレッシュなメロン色をしたこの木は“朴(ホウ)”の木です (゚∇゚*)

 
     
 

 

(写真:レッドシダーとホウ)


殺菌作用がある木なので、私もイチョウのまな板と朴のまな板を交代で使ってます(*^_^*)

朴葉味噌(朴葉焼き)でも有名ですね。木彫りの板など木工品としても使われます。

着色するのも楽しいですが、木そのものの色を楽しんでいただくのも良いかと思いますので、
いかがでしょうか<m(__)m>

 

【#137】 ラオス松

10年くらい前には良く出ていた“ラオス松”を久しぶりに工場で発見しました (ノ´▽`)

    


当時は、“赤柾”or“白柾”だったり、柾目のグレードで並~特選など、
フローリングで良く出ていましたが、近年は中々希望のグレードが揃わず取り扱いがありませんでした。

木材仲間で年に何十回も出張に行く東南アジアのスペシャリストに聞いてみたところ、

ラオス松もラオス桧もいい材が取れるのですが取り扱い業者さんも減り、
街は内陸部のため物価も高く、見るところも少ないですよと( *´艸`)

一方で、かつてラオスはニューヨークタイムズで“世界で一番行きたい国”第1位に選ばれた人気観光地とか◟( ˘•ω•˘ )◞

輸入材は国産材と比べて、国際情勢や国々の政策など様々な状況で仕入に苦労するもありあすが、
可能な限り頑張りますのでご検討の際は宜しくお願いします<m(__)m>

 

PAGE TOP