【#117】 災害対策
全ての被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。
そして一日も早い復旧と、被災された方々が日常生活に戻れますようお祈り致します。
われわれの日本では、大災害はもはや何年に一度というものではなく、
毎年来るという認識のもと、その為の災害対策・防災意識を強くしなければならないと思います。
今朝トラックで移動中、NHKのラジオの国会答弁から、
災害から4日経とうというのに避難場所では今も毛布がなく、間仕切りが無く、
段ボールベッドが無い状況であると聞こえてきました。
そこで以前のブログ、『♯059 ウッドトランスフォーム』を改めてご紹介させてください。
私も所属する日本木材青壮年団体連合会は、全国の材木屋が集い、
木材を通じて豊かな社会を築き上げるべく様々な取り組みを行っています。
→ https://www.mokuseiren.jp/
その取り組みの1つに、
木で災害に強い日本をつくるアイデアコンペティション(=ウッドトランスフォームシステコンペティション)を
今年も10月1日より開催しています。
→ https://wtsc.mokusei.net/
これは日常生活で人々の役に立つものとして利用されながらも、
災害発生時にはトランスフォーム(変形)し、
被災者の避難所生活や復旧活動を支援する木造のシステム製品コンペティションです。
平成30年度に開催し、昨年度も素晴らしいアイデアが集まり、そのうち2つが実用化に向かっています。
そして今年も全国各地よりアイデアを募集し、その中から実用品が生まれることを期待しております。
先月、広島の廿日市において広島大学・近畿大学・広島工業大学の工学部の学生さんによる合同勉強会が開催され、
その中の1つに『ウッドトランスフォーム』を取り上げて頂きました。
後日、学生の皆さんのアイデアの数々を拝見し、若者の視点や真剣に考えられたアイデアに感激しました。
当コンペティションは子供さんから老若男女問わずどなたでも応募可能です。
(※上記ホームページより応募用紙をダウンロード→記入→提出という流れになっています。)
ぜひとも災害に強い街づくりにご賛同頂きますようお願い致します<m(__)m>